バレエ教室発表会プログラム・チケット制作実績｜ユニティバレエアカデミー様

ユニティバレエアカデミー様のバレエ発表会プログラム（パンフレット）・チケット制作を担当させていただきました。

こちらの記事では、制作にあたっての想いや工夫など、制作裏話を紹介させていただきます

「エトワールバレエデザインでは、こんな風にパンフレット制作をしています！」
ということを知って頂ければ嬉しいです。

これからバレエスクールの発表会や公演のプログラム・チケット・チラシ制作を考えていらっしゃる方は、読んでいただくとどんな風にパンフレットが出来上がるのかがわかります。

ユニティバレエアカデミー様バレエ発表会のプログラムの表紙について

ユニティバレエアカデミー様は、今回は第５回目の発表会とのこと。

今まで第１回〜第４回まで同じテイストの表紙だったので、今回もテイストは変えずに今までのデザインを踏襲とのご依頼でした。

第1回〜第４回までは、別の制作会社様でお作りされていて今までと全く同じ素材を集めることは難しいので、今までと似た素材を探し、そこにプラスして節目の５回目発表会なので、少し高級感が出るように素材の加工に工夫をしました。

とても些細なことですが、平らな素材に少し立体感が出るように素材を加工するだけで、高級感がグンと増します。

実際に紙で印刷した時に立体になるわけではないのですが、見た目で立体感が出るようにするだけでこんなに違います！

上演演目「四季」にちなんだ素材探し

今回の発表会では「バレエコンサート」と「四季」を上演とのことでしたので、「四季」を題材にした花や葉の素材をたくさん探しチョイスしました。

花や葉と言っても、素材のテイストは様々！

先生との打ち合わせ時に、どんな花を使ったらイメージと合うかなど、実際に素材を見て頂きながら決めていきました。

ちなみに、クラッシックで「四季」というとヴィヴァルディーが思いつくのですが、バレエの「四季」と言えばグラズノフの四季が有名ですね。

『四季（露: Времена Года, 仏: Les Saisons）』は、アレクサンドル・グラズノフが1899年にマリウス・プティパの依頼で作曲した1幕4場のバレエ作品である。初演は1900年2月19日にサンクトペテルブルクのエルミタージュ劇場にて、リッカルド・ドリゴ指揮、プティパの演出で行われた。

Wikipedia 四季 (グラズノフ)より引用

しかし、グラズノフの四季は日本で上演されるのはほとんどないくらい幻の作品だと思います。

私も舞台でグラズノフの四季をみたことはなかったので、配役から想像してどんな舞台なのかイメージを膨らませていきました。

四季は約45分の１幕バレエで起承転結のようなストーリーがないので、詩のようなバレエだと思っています。

初めて知ったのが、四季の幕が開いたそこは「冬」

四季というと、春がスタートのイメージが勝手にあったのですが、春が最初という思い込みこそが自分の固定概念だなと実感しました！

冬の精、冬の精霊、氷、雪、
春の精、小鳥、お花、
夏の精、水の精、矢車草、麦の穂、
秋の精、バッカナール、バッカス…

様々な配役があり、配役に連想したイメージをパンフレットに仕上げました。

ちなみに、バッカスは古代ギリシアの神「豊穣とブドウ酒の神」、バッカナールは古代ギリシアの起源する「酒と収穫の神ディオニュソス (バッカス) を祀る祝祭」のことだそうです。

ギリシャ神話が元になって作られている作品ということも、配役を通してわかりました！

バレエ発表会「四季」にちなんだチケット制作

チケットもパンフレット表紙や中身と同じ雰囲気で制作し、全体的に統一感が出るように制作しました。

パンフレットではバレエコンサートと四季両方上演することを考えて、あまり花や葉は多めにしていないのですが、チケットではパンフレットよりも少し花や葉を多めにして、バレエ「四季」の感じを強くしました。

また、もぎりがしやすいように、点線加工も印刷会社へお願いしています。

バレエ発表会のプログラム制作（パンフレット制作）について

エトワールバレエデザインでは、バレエ教室の発表会プログラム制作（パンフレット制作）を承っております。

また、一生手元に残しておきたくなるプログラムにしたいとの想いから、完全オーダーメイドでのデザイン制作をしております。

発表会プログラム制作のサービス内容やご料金は、『バレエ教室の発表会プログラム制作（パンフレット制作）』にて詳しく紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

お問い合わせ後にご依頼有無を決めていただけますので、まずはお気軽にご連絡いただけますと幸いです。